幕内土俵入り

幕内の土俵入りは誰が先導しますか?

行司です。下位の力士から花道より入場します。東方力士は東の花道から、西方力士は西の花道からです。土俵入りが終わると、先頭の力士から順に土俵を降り、もと来た花道を退場します。行司は一番最後について行きます。

日によって土俵入りの順番が異なりますか?

異なります。土俵入りの順番は奇数日が東方力士、偶数日が西方力士からとなっています。その日、東方から登場する力士が東方力士、西方から登場する力士が西方力士です。番付の東西とは関係ありません。

花道を上ってくる力士の順番には決まりがありますか?

あります。番付で上位の者ほど後の順番になります。対戦する力士の取組が毎日違うので、土俵入りする力士の顔触れも毎日違います。

土俵上の作法には手順がありますか?

あります。幕内と十両の土俵入りは同じです。

  1. 一列になって花道から土俵下まできて、場内アナウンスを待ちます。
  2. 場内アナウンスで紹介を受けた力士は一礼して二字口より土俵に上がります。「旭鷲山、モンゴル出身、大島部屋」のように四股名、出身地、所属部屋が呼び上げられます。
  3. 土俵に上がると、時計回りとは逆に土俵を一周します。内俵の外側に沿って歩きます。そして、所定の位置でお客さんのほうを向いて立ちます。つまり、土俵を背にして立ちます。
  4. 最後の力士(普通は、大関)が土俵に上がると、全員が土俵の内側に向き合います。
  5. 柏手を1回打ちます。
  6. 右手を上げます。
  7. 両手で化粧廻しの端をひょいと持ち上げます。
  8. 両手を上げます。
  9. 入場した順に土俵を降り、花道を引き上げます。

土俵入りの動作には意味がありますか?

あります。幕内の土俵入りは横綱土俵入りと同じ動作を簡略化したものです。

  1. 柏手を打ちます:塵浄水を表します。
  2. 右手を上げます。3段構えの「上の構え」を表します。
  3. 両手で化粧廻しの端をひょいと持ち上げます。四股踏みを表します。
  4. 両手を上げます:四股踏みの終了を表します。

十両土俵入りはいつ行われますか?

幕幕下上位の取組5番前で行います。つまり、幕下の取組がまだ5番残っています。十両は化粧廻しから締め込みに着替えますが、そのための時間が必要だからです。

幕下力士は土俵入りできませんか?

できません。土俵入りは幕内力士と十両だけです。幕内土俵入りと言う場合、横綱を除く幕内力士の土俵入りです。横綱には特別に「横綱土俵入り」があります。

天覧相撲では幕内土俵入りが変わりますか?

変わります。天覧相撲では「御前掛り」という独特の土俵入りをします。全員が正面を向いて数列に分かれて横列に並びます。四股を右2回、左1回踏みます。その後、障据の姿勢から立ち上がり、一人一人が紹介されます。紹介された順に土俵を下りて行きます。

シェアしてみようShare on Facebook0Tweet about this on TwitterShare on Google+0


One Comment

幕内土俵入りにコメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


*