相撲の制限時間

仕切り制限時間

力十が立ち合うまでの時間を「仕切り制限時間」と言っていますが、これは力士の番付によって、次のように決まっています。幕下以下は2分しかないので、 2回目の仕切りで立っています。

  • 幕内   4分以内
  • 十両   3分以内
  • 幕下以下 2分以内

仕切り制限時間内であっても、両力士の呼吸が合えば、いつ立ってもかまいません。

制限時間はいつから計り始めるのですか?

制限時間は,呼出しが東西の力士名を呼び終わったときから計ります。

時間は誰が計るのですか?

審判委員の時計係が計ります。時計係の審判委員は行司と東西の呼出しに制限時間になったことを軽く手を上げて合図します。土俵下の呼出しは力士に「時間です」と明瞭に伝えます。時計係の審判委員が座る位置は決まっていて,向正面の「行司溜り」の東方寄り,つまり赤房下です。この「行司溜り」には控えの行司,二人の審判委員が座っています。結びの一番が近づくと,弓取り力士も控えています。

時計

制限時間後に力士が「待った」をすると,どうなりますか?

立合いは腰を割り両手を下ろすのを原則とするので,制限時間後に両手を下ろした場合は「待った」を認めません。故意に「待つた」をした場合は,次の制裁金が課されます。

  • 幕内 100,000円
  • 十両 50,000円

故意に立たなかったら、どうなりますか?

制限時間後に力士が故意に立たないと認められると,行司と審判委員が「負け」を宣することができます。

制限時間内では仕切りの回数は決まっていますか?

決まっていません。しかも,仕切りは必ずしも相手力士のペースに合わさなくてもよいのです。両力士が相手に関係なく,勝手に仕切つていることがありますが,これは許されています。他方,制限時間内であっても立ち合ってよいことになっています。1回目の仕切りで立ち上がることは少ないのですが,2回日以降に立ち上がることはしばしばあります。

立合いでは必ず両手が土俵につかなければなりませんか?

立合いは腰を割り両手を下ろすことを原則とします。立合いの瞬間には両手を土俵につけなくてはなりません。しかし,片方の手を土俵につけて静止させておき,もう一方の手は土俵すれすれの立合いをしても「待った」をされないことがあります。この土俵すれすれの手の着き方をどう見るかによって,「待った」がかかることもあります。

力士は競技中に中止を申し出ることできますか?

原則として,できません。競技中は,力士は自ら競技を中止することはできません。行司と審判委員しか競技は中止できないのです。ただし,体の機能に故障がある場合は,力士が競技の中止を申し出ることができます。体の機能に故障がある場合とは,おそらく,相撲を続行できないような怪我とか突発的な病気などを指していると思われます。

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