相撲の番付

Ozumou.png

iStock_000020268827Large.jpg

大相撲ドットコムTOP > 相撲の番付

相撲の番付

番付とは

力士の階級を表した一覧表です。階級は段と文字の大きさになって現れます。また、行司、理事、監事、委員、主任、年寄、審判委員、若者頭、世話人、呼出しなども掲載されています。呼出しは十両以上だけです。

力士にはどんな番付がありますか?

力士の番付には、上から順に次の十段階あります。

関取

十両以上の力士

取的(とりてき)

幕下以下の力士。正式には「力士養成員」と言います。

三役力士

三役力士とは、本来は大関、関脇、小結の地位にある力士ですが、最近は関脇と小結という二つの地位にある力士だけをさすこともあります。横綱は三役力士に入りません。

役力士

横綱と三役の力士。三役とは本来、大関、関脇、小結のことです。

幕内力士

関取のなかで、「前頭」以上の力士。すなわち、前頭から横綱までの力士。十両を除く関取のことです。

前頭

幕内力士んのなかで三役力士と横綱を除く力士。

平幕力士

前頭の力士。

横綱は必ずいなければなりませんか?

番付ではいなくてもよいことになっています。横綱の人数にも制限はありません。

大関は必ずいなければなりませんか?

原則として、いなければなりません。番付の上では三役である大関、関脇、小結は東西にそれぞれ少なくとも一人ずつはいることになっています。大関がいないときは、「力齢岡」がその大関を兼ねます。そのような横綱を「横綱大関Jと言います。実質的な「大関」がいなくても、横綱がいればそれを「横綱大関」にすればよいのです。そうすれば、番付で「大関」がいなくなるということはありません。

「東西」の力士は同等ですか?

いいえ。番付には東方力士と西方力士がありますが、同じ番付の場合、東方力士が上位です。その割り当ては前場所の成績によって決めます。前場所が同じ勝ち星であれば、その前の成績によって決めます。番付は番付編成会議で決めます。

関脇や小結には人数制限がありますか?

関脇と小結は東西に少なくとも1名ずついなくてはなりませんが、その上限はありません。張出し関脇、張出し小結もありました。昭和47年(1972)には5人の関脇があった場所もありました。また、平成4年(1992)九州場所では関脇が東西に2名ずついました。

関取の人数は決まっていますか?

幕内力士と十両力士の数は、原則として、次のように決まっています。

1幕内

40名以内。平成3年(1991)初場所から。それまでは38名でした。幕内が全体で40名以内となっているため、横綱や三役以上の力士数によって前頭の数は必然的に変わります。

2.十両

26名以内。昭和42年(1967)夏場所から。それまでは36名でした。東西に13名ずつという枠が決まっています。

番付の力士数はどうなっていますか?

  1. 横綱  最高の地位。いなくてもよい。
  2. 大関  2番目に優秀な地位。必ず1名はいます。
  3. 関脇  東西に1名ずつ。必ず1名はいます。
  4. 小結  東西に1名ずつ。必ず1名はいます。
  5. 前頭  東西1~ 16枚目まで32名。小結以上の力士数によって前頭の枚数は違います。
  6. 十両  東西1~ 13枚目まで26名。正式には「十枚目」と言います。
  7. 幕下  東西1~ 60枚目まで120名。
  8. 三段目 東西1~ 100枚目まで200名。
  9. 序二段 約350名。人数は固定していません。力士数が最も多い。
  10. 序ノロ 約100名。人数は固定していません。

地位によって数が決まっているものもあるし、決まっていないものもあります。一人もいなくてもよい地位もあるし、数に制限がない地位もあります。

力士全体の総数は決まっていますか?

決まっていません。力士はすべて、協会に所属することになっています。しかし、その総数には何の制限もありません。幕内と十両以上の関取に関しては人数が明文化されていますが、幕下以下の数は明文化されていないのです。

同じ段の東と西1同じ階級の左と右ではどちらが上位ですか?

東と西では東が上位ですが、同じ階級の場合、基本的には右側が上位です。

幕内;幕下,十両などの名称に何か由来がありますか?

呼び方には次のような由来があると言われています。

  1. 幕内  将軍の上覧相撲のとき、上位力士は慢幕の内に控えたから。
  2. 幕下  幕内の「下」に位置するから。
  3. 大関  はっきりしていませんが、「関取」に「大」をつけ、「取」が消失したのではないかと言われています。「大関」という名称は江戸時代初期にはすでに使われています。
  4. 関脇  大関の脇に位置するから。
  5. 小結  はっきりしていません。大関、関脇の取組がないとき、次の位置の力士が結びの一番(役相撲取りの小口の結び)を取ったからという説があります。小口の結びはいわゆる三役の最下位を指すようです。
  6. 前頭  前相撲の「頭」であつたことに由来します。1700年代後半の番付では、現在の序ノロから小結までの力士は「前頭」です。前相撲を当時は「前」、それより上位を「幕の内」とも呼んでいました。前頭はその「前」の「頭」というわけで。現在の「序ノロ」も当時は「幕の内」力士だったのです。番付で「同」の文字が使われているのは、前頭の人数が多いからです。
  7. 十両  江戸末期、幕下上位十枚目までの力士で、給金が10両だったから。江戸時代は幕下と十両の区別はなく、共に「幕下三段目力士」です。その中の上位「十枚目までの力士」が後に「十両力士」になっています。現在、十両力士は13枚目に相当しますが、相撲協会は「十枚目」を用いています。
  8. 三段目 番付の三段目だから。
  9. 序二段 番付の序の2段目だから。
  10. 序ノロ  番付の最下段、序ノロだから。明治の中頃までは「上ノロ」とも呼んでいました。

番付の「蒙御免」は何ですか?

これは相撲歴史の名残です。江戸時代には勧進相撲を興行するとき、寺社奉行に届けを出して開催の許可を受けました。この「蒙御免」は、興行が幕府の公認であることを天下に示しています。興行許可を掲示する看板を「御免札」と言い、それには「蒙御免」とともに興行の場所と日時が表記されました。現在でも本場所初日の約1カ月前に「御免祝い」をしていますが、そのとき「御免札」を立てています。