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横綱の昇進

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横綱になる規準はありますか?

横綱および大関の推挙は、理事会の賛成を経て満場一致でなければならないという推挙の規定があります。横綱を推挙する基準としては、次のようなものがあります。大関が2場所連続優勝あるいはそれに準ずる成績を挙げ、横綱にふさわしいと認められた場合、協会は横綱審議委員会に諮問します。優秀な成績に加えて、「品格」と「力量」が要求されます。

横綱審議委員会の横綱昇進基準はどうなっていますか?

横綱審議委員会は横綱昇進基準を昭和33(1958)年1月、次のような内規を公表しています。

  • 横綱に推薦する力士は、品格、力量が抜群であること。
  • 今後横綱に関しては、審議会として、大関で2場所連続優勝した力士を推薦することを原則とします。
  • 第2項に準ずる好成績をあげた力士を推薦するときは全委員一致の決議を必要とします。 ※「全員一致」は、後に、「3分の2以上の多数決」に改められました。
  • 横綱が次の各項に該当する場合は、よく調査したうえ、全委員の3分2以上の決議により、激励、注意、引退勧告などをします。横綱の格下げ、およびこれに準ずる制度は取りあげません。
  • 休場の多い場合。ただし、休場が連続するときでも、ケガや病気の内容によつて再帰の可能性があると認めた場合には治療に専念させることがあります。
  • 横綱としての体面を汚した場合。
  • 横綱として非常に不成績であり、その位に耐えないと認めた場合。

横綱審議委員会では何をしますか?

協会(理事長)の諮間によって横綱昇進を審議・検討し、協会に対して答申を行います。相撲協会はこの横綱審議委員会の決議を尊重するとなっています。この横綱審議委員会は毎場所千秋楽の翌日に開催されています。

横綱審議委員会の答申が出たら1協会はどうしますか?

横綱審議会で横綱昇進が承認されると、協会では理事会を招集します。横綱審議委員会の答申を尊重して横綱昇進を検討します。

理事会の後では,何が行われますか?

理事会の承認が得られると番付編成会議が開かれます。そこで、横綱の昇進が正式に決定されます。

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