相撲の勝敗

相撲の勝負は何によって決まるのですか?

相撲の勝負のつけかたの基準は、単純です。負けを中心にして考えれば、勝ちが分かります。負けになる基準は、基本的には、次の2つです。

  1. 土俵内において,足の裏以外の体の一部が早く砂についた者を負けとします。
  2. 土俵外の砂に体の一部でも早くついた者を負けとします。

自分の足が先に出たら、必ず負けになりますか?

「送り足」なら負けになりません。すなわち、相手力士を吊って土俵外に出すとき、その力士の両足が土から離れ、自分の足が土俵外に踏み出してからその力士を土俵外に下ろした場合、負けになりません。これを「送り足」と言います。土俵際まで相手力士を追い詰めながら、自分の足が先に土俵を割って負けるのが「勇み足」です。

吊った状態で踵が先ならどうなりますか?

吊った相手力士の両足が土から離れていても、後退して踵から土俵外へ踏み込むと負けとなります。踵から土俵外へ踏み込んだ後に吊つた相手の両足を土俵外に下ろしても負けなのです。「送り足」は前へ進むときだけです。

頭髪が先についたら、負けになりますか?

そうです。頭髪は体の一部なので負けです。しかし、相手を倒しながら、一瞬早く髪がついたときは負けになりません。「相手を倒しながら」という部分の見方が、判断の微妙なところです。このような相撲では行司と審判委員の判断が異なることも予想されます。力士は頭髪が先につかないように踏ん張り、顔を擦りむくこともあります。

両足が空中に飛んで土俵の外線に出たら負けになりますか?

片足であろうが両足であろうが、土俵外の空中に飛んでも土俵内に戻るかぎり、負けになりません。土俵内に入らず、土俵外の砂につけば負けになります。両力士の足がほとんど同時に土俵外に飛んだ場合は、土俵外の砂に先についたほうが負けになります。

前揮がはずれて落ちた場合は?

腹に巻いた廻しの前側の部分を「前揮」と言いますが、これがはずれて落ちたら負けです。前禅が緩くなっただけでは、負けになりません。はずれ落ちることがポイントです。「前揮」は「前廻し」とも言います。

「痛み分け」とは?

「痛み分け」とは、取組中に怪我をし、相撲の続行が困難な場合に相撲を中止するものです。「引き分け」と同様に、「痛み分け」も審判員が土俵上で協議して決めます。「痛み分け」と「引き分けJは異なります。「痛み分け」は怪我で相撲が続行できない場合のことであり、「引き分け」は疲れがひどくて相撲が続行できない場合のことです。

無気力相撲防止のための規定はありますか?

あります。相撲を真剣に取らない力士だけが罰を受けるのではなく、師匠も連帯責任を負わされることになっています。無気力相撲防止に関しては「故意による無気力相撲懲罰規定」に詳しく規定されています。

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