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本場所の取組

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本場所の取組は何時に始まりますか?

厳密な開始時間が決まっているわけではありません。日によって多少の時間差があります。一般的に言って、前相撲がある日は30分~ 1時間くらい早くなり、午前8:30~ 840頃から始まります。また千秋楽には2時間くらい遅くなり、10:20頃かしの開始となります。取組の終了は原則として午後6:00ですが、千秋楽には30分くらい早めに終わり、それに続いて表彰式が行われます。取り直しが多くなれば、時間の調整がうまくいかず、取組が6:00を越えることもあります。テレビで相撲を観戦して相撲が6:00を過ぎても行われているときは、幕内の取組で「取り直し」があった可能性が高いと判断してよいでしょう。

一日に何番の取組がありますか?

力士の定員が決まっている場合は、取組数も決まります。

  • 幕内  18組
  • 幕下  30組
  • 十両  13組
  • 三段目 48組

序二段と序ノ回は力士数が固定していないので、場所によって取組数が異なります。平成9年(1997)1月場所5日目は序二段が86組、序ノロが23組でした。

本場所の取組はどこで決めますか?

取組の作成は取組編成要領によって行いますが,取組は編成会議で決めます。

取組編成会議の構成委員は誰ですか?

番付編成会議と同じメンバーです。

  • 審判部の部長
  • 審判部の委員
  • 監事

この会議には監事も同席します。監事は審判部の部長や委員と同じ発言権があります。行司は書記として出席します。但し、発言権はありません。行司は取組が決まったものを記入していきます。

取組はいつ決められますか?

初日と2日目の取組は本場所の2日前に編成しますが、3日目以降の取組はその前日に編成します。そして、その取組は編成したその日に発表します。初日分は2日前(つまり金曜日)に発表しますが、2日目分は前日(つまり土曜日)に発表します。3日日以降の取組は、大体、次のような段取りで編成されます。

幕内の場合

編成会議は午前10時から行われます。翌日の幕内の全取組が決められます。したがって、幕内力士は翌日の対戦相手をその日の自分の取組前にすでに知っています。

十両の場合

十両の勝敗が終わった午後4時頃から、翌日の取組の編成会議が行われます。したがって、十両力士は翌日の対戦相手が誰か、その日の自分の取組前には知っていません。

幕下以下の場合

幕下以下は隔日出場のため、偶数日の幕下の取組が終了する午後3時頃から決められます。幕下の取組は2日分ずつまとめて決めることになっています。13日目から千秋楽までの取組は12日目の幕下以下の取組終了後、3日分をまとめて編成します。

取組は同じ部屋の力士同士で行いませんか?

取組は相撲部屋総当たりにより編成すると規定に明文化されています。場所の取組を「割り」とも言うことか島、取組が決まることを「割りの顔触れ」が決まるとも言います。本場所の割りを「本割り」と言いますが、この本割りで同じ部屋の力士が相撲を取ることはありません。優勝決定戦は「本割り」ではなく、同じ部屋の力士でも対戦します。

取組では力士の階級を考慮しますか?

考慮します。基本的には同じ段階の力士同士が取組む編成をします。しかし、幕内では下位の力士の成績がよい場合、横綱や大関と取組む編成をしてもよいことになっています。下位の力士が横綱や大関と取組むのは、中日をすぎて勝ち越している場合です。幕下以下の取組は、原則として、相星同士の力士を対戦させます。

段が違う力士の取組編成はできませんか?

できます。上の段階の力士に欠場があった場合、下の段階の力士をその成績によっては上の段階の力士と取組ませることもできます。十両力士と幕内力士、幕下力士と十両、三段目力士と幕下力士のように、段が違う力士の取組編成もできますが、原則は同じ段階の力士同士が競技する取組の編成です。

力士は段によって取組数が異なりますか?

異なります。十両以上は15日ですが、幕下以下は7日です。幕内力士が15日になったのは、昭和27年です。

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