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相撲力士になるには

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力士になるための3条件

力士になるには、次の3条件を満たさなくてはなりません。

  • 義務教育を終了した23歳未満(新弟子検査日)の男子
  • 身長が1メートル73センチ以上
  • 体重が75キロ以上

女性はたとえ希望しても力士になれません。相撲規定に力士は男性に限ると明文化されているからです。

力士になるための手続き

入門したい相撲部屋の師匠の許可を受け、師匠経由で次の書類を添えて力士届けを日本相撲協会に提出します。

  • 親権者の承諾書
  • 戸籍謄本または抄本
  • 医師の健康診断書

その後,協会の指定する医師の健康診断、いわゆる「新弟子検査」に合格し、協会に登録されて初めて「力士」となります。協会に認められた力士を「新弟子」と言います。

外国人が力士になるには

日本人と同じです。しかし、外国人の場合は、さらに、確実な保証人2人の連署による力士検査届け出を提出しなければなりません。その後で協会検査を受けますが、それに合格し、協会所属力士として登録されると、外国人登録証明書を協会に提出することになっています。

部屋に所属しない力士はいますか?

いません。力士は必ずどこかの相撲部屋に所属します。相撲部屋に所属しない「独立した力士」は存在しません。したがって、自分の師匠となる「親方」がいない力士はいません。

力士は所属する相撲部屋を変えられますか?

変えられません。一旦ある相撲部屋に入門すると、力士のほうで部屋を変えることはできません。親方が死亡したり、部屋が独立したりする場合、別の部屋に移るということはあります。しかし、師匠とする親方が現役時代に、その師匠を変えるということは許されていません。

「幕下付け出し」として認められるには

幕下付け出しとは、力士を希望する者を最初から幕下力士と番付けし、その位置から相撲を取らせることです。幕下付け出しはすべて、幕下最下位の「60枚目格」として格付けされます。幕下付け出しを希望する場合は、所属する部屋の師匠が協会に申請をし、理事会の決議を受けることになっています。幕下付け出しを認められるためには、協会が指定する全国的な相撲選手権大会で一定の成績を納めていなければなりません。

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